スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コンテンツ大国      中国

昨日(09/11/22)NHK特集 "チャイナパワー" を見ました。

中国文化の世界浸透を目指した、最優先国家プロジェクトと明記され、北京郊外に建設された、世界最先端の機材を結集した巨大なデジタル映像ファクトリー。

国家プロジェクトは、世界的に比較優位の産業を、ひいきする政策。

日本は、全てに悪平等。

アニメの殿堂なんて、セコすぎ。
(こんなのは、廃止となって当然でしょうが、13兆円産業を、本当に20兆円産業にする気があるのか?)


アイディア /設計して、製造はアウトソーシング。粗利率は、50%超のアメリカ企業。
製造を担うアジア企業(含 日本企業)の利益率は、10%を超えることはない。


日本のコンテンツ産業。
アイディアは豊富。

しかし、日本のアニメ産業に従事する人の労働環境は最悪。

長時間労働。安給料。

これじゃ、栄えるはずもない。

アニメ殿堂なんて考える前に、有能な人材が集まる環境を作らなければ....



いかにその労働環境がひどいか

もっとも成功したと思われているスタジオジブリの宮崎駿監督の右腕、鈴木敏夫さんのCUT今月号インタビューから



『(当時大ヒットした)"魔女の宅急便"のころ、他のアニメーション映画会社が作ってた長編に比べたら4倍からの予算があったんですよ。ところが、それだけの予算があったにも拘らず、300何人のスタッフをある期間拘束すると、アニメーター一人当たりの収入が月10万円くらいなんですよ。そうすると年収120万でしょ?当時の基準でいうと(日本人平均の)半分なんですよ。それじゃ、みんな食っていけない。

それで(宮崎さんが)スタッフを全員社員化、給料をひとり20万保証にしようって。』

それにしても、今や宮崎駿監督の代表作と評価されるトトロが、公開当時、全くの不人気であった事実は、その後の大成功により大衆は簡単に忘れても、当事者の記憶には、深く刻まれています。

『トトロ』のコケ方は、尋常じゃないんですよね。来たお客さん45万人。だから、後に、?千と千尋?でね、初日に45万人来た時に、ぼくは泣いたんですよね、"トトロ"と"火垂る"のために。だって4週間やって45万人しかはいらなかったわけでしょ?それが一日でクリアだもん。


ジブリにも、宮崎駿監督にも、鈴木敏夫氏にも、長い歴史があります。


?カリオストロの城?推定 6億
        (なんと!ルパン映画前作?ルパンvs 複製人間?10億    より少なかった!!)

?風の谷のナウシカ?9.2億
?天空の城 ラピュタ?7億
?トトロ??火垂るの墓?6億弱

?魔女の宅急便?21.5億
?紅の豚?28億
?もののけ姫?110億
"千と千尋の神隠し" 304億
?ハウルの動く城?196億
?崖の上のポニョ? 155億


『私は、一夜にして成功をおさめたと思われているが、その一夜というのは、30年だ!』(マクドナルド実質創業者レイ•クロック)


『一夜にして成功するには、20年必要だ!』(エディ・ドャンター、  コメディアン)


がんばれ    ニッポン!!!
Cut (カット) 2009年 12月号 [雑誌]Cut (カット) 2009年 12月号 [雑誌]
(2009/11/19)
不明

商品詳細を見る



ルパン三世「カリオストロの城」 [Blu-ray]ルパン三世「カリオストロの城」 [Blu-ray]
(2008/12/03)
山田康雄増山江威子

商品詳細を見る










スポンサーサイト
映画にも当てはまる  20/80 の法則
もし映画の興行収入が正規分布だったら、ほとんどの映画がある平均的な量に近い興行収入を稼ぎ、全興行収入の三分の二がその値から標準偏差以内に入ることになるだろう。しかし映画産業においては、二〇パーセントの映画が全興行収入の八〇パーセントをもたらしている
(『たまたま』より)
===========

映画ファンドの商品性格は、REITファンドに近いと言えなくもない。但し それを構成するパーツ性格は大いに異なる。

REITは、安定した収益をもたらすが、オオ化けする事はない

映画ファンドのパーツは、ゼロにもなるし、2倍3倍にもなる。

だから、10本のうち、1本が大当たりすれば、残りは利益を出さなくとも成功する場合がある。

(『「フラガール」を支えた映画ファンドのスゴい仕組み
』より部分要約)

1本成功しても、残り19本が失敗したら、ダメ・・・なようです

批判ではありません。
成功して欲しかった。
コンテンツ大国・日本は、またこれで遠のいてしまいました・・・・(涙)

Cool Japan ! ① 14兆円のコンテンツ産業は20兆円に成長するのか
2002年2月 小泉(当時)首相は施政方針演説で”知財立国”宣言をし、7月に国の基本方針となる”知的財産戦略大綱”を立案、12月に”知的財産基本法”を成立させた。

それに基づき2003年から”知的財産推進計画”が実施され、2004年にはコンテンツビジネスの基本法ともいうべき”コンテンツビジネス振興法”も成立した。

(”コンテンツビジネスのすべてがわかる本”より)


【日本のコンテンツ産業のポテンシャル】

* 宮崎駿・北野武・押井守・萩尾望都・Naruto・ポケモン 

   世界に評価される才能は多い

* 手塚治虫・黒澤明・三原順・ちばあきお・小津安二郎

   過去にも多くの世界に誇れる作品群は多い


【限界】
* アカデミー賞をとりピクサーのジョン・ラセターが全面バックアップした”千と千尋の神隠し Sprited Away”でも全米での興行収入は、わずか10億円(日本では歴代最高の300億円)

* マット・デイモン、ケイト・ブランセットを声優として迎えディズニーの配給に乗った”ポニョ”。最高位 9位。 
興行収入は12億円。 シュレックシリーズは興行収入300億円!


そして最近のニュースフローを追えば・・・・

『フラガール』の成功で有名になった映画ファンド(シネカノン・ファンド 45億円)を設定したジャパン・デジタル・コンテンツ信託銀行の業務停止命令。 6月にはアニメコンテンツを扱うゴンゾ(GDH)は上場廃止


コンテンツ関連ビジネスの、ポテンシャルは大きい・・・のだろうか

制度がコンテンツビジネスに追いついていないのだろうか

プロ(コンテンツ・プロデューサーなど)が育っていない、絶対数が不足しているからだろうか・・・・


つづく
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。