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明るい未来   ”脱「ひとり勝ち」文明論”   清水浩  
”これからの世の中は、良くなると思いますか”

 ダメになる  回答者中  7割 (良くなる  3割)

清水浩氏の講演後に、高校生に同じ質問をすると・・・

良くなる   9割  (ダメになる  1割)




日本の未来は明るい

世界の未来も明るい


脱「ひとり勝ち」文明論脱「ひとり勝ち」文明論
(2009/06/05)
清水 浩

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人類の文明

� 狩猟文明
� 農耕文明  <= ”食物”がポイント
� 工業化文明 <= ”エネルギー”がポイント

その工業化文明の20世紀は、”ひとり勝ち”の文明であり、その”ひとり”とは、先進国。

そして、先進国は、”オイルなどのエネルギーを集中的に使えること”で、その豊かさを支えてきた。

そのエネルギー源である”化石燃料”が、公害・石油資源枯渇・温暖化などの問題を引き起こしている。


では、エネルギーを使える=豊かになる必要条件ならば、発展途上国が豊かになることは、すなわち地球に対する問題を拡大させるだけ、全体問題拡大を伴わなければ部分的な幸福は達成しえないのか


清水氏は主張します

””世界中の約70億人の人たちも、「20世紀のアメリカ人と同じように裕福な生活」を実現できる。”


その手段は、太陽電池であり、電気自動車である

(コケないでくださいね。この本を読むと、高校生ほど純粋ではなくても、未来に可能性を見いだせるかもしれない・・と思えてくる気がしますよ <=言い方が・・・素直じゃない・・ですね(笑))


日本の総発電量に対する太陽電池の割合は、年々増えているとはいえ、たった、””1万分の1”。

これを1000分の1にするのは、かなり簡単。
なぜなら、既に大量に普及しているものをもっと普及させるのは大変だけれど、わずかしか普及していない状態からもう10倍だけ普及させるには、マーケットの余裕が十分にあるからです。

そして、太陽電池の発電量を日本の総発電量に対して”100分の1”まで増やすことが出来れば、設備費用は大雑把にいって、”4分の1”にできることになります。

今 家庭で使う電気料金はキロワットアワー当たり25円で、原価は6円から10円。

もし太陽電池の設置価格が現在の4分の1になれば、キロワットアワー当たり、6円で発電できることになります。

環境にやさしいもののほうが安くなる。

”値段が半分にできたら、家で普通に使われるようになり、太陽電池は大量に普及し始める”
”すると、さらに値段が下がって、工業用の電力にも、太陽電池が活用され始める。”
そうなれば、日本主導で、未来の電力である”太陽電池”の、これからのグローバルスタンダードを作れてしまう。


一方・・・

2005年には、太陽電池は、日本が生産シェアを55%持っていました。でも、最近、ドイツや中国やシンガポールが大々的に市場に入ってこようとしています。その結果、2007年には22%までシェアを落としてしまいました。

例えばシンガポールでは、世界最大の”太陽電池発電工場”が造られています。

・・・日本は世界一のチャンスを”つかむ・逃す”岐路にたっている

たしかに、いま、日本政府も、太陽電池の普及に力をいれようとしています。
”2020年の太陽電池発電量の目標は、現在の20倍に引き上げる”とあります。 (しかしこれでは、まだまだ・・と言わざるを得ない)

いま日本は、新しい文明の主導的位置に立つ可能性と、そこから落っこちてしまう可能性の、その両方の道へと別れ行く岐路にたっている


工業化時代において、エネルギーの消費量と生活の豊かさを示すGDPとはほぼ比例関係にある。すなわち貧困をなくすというのは、エネルギーが増えたらすぐ実現できてしまうことなのです。

そして、貧困がなくなったら、人口爆発もなくなる。
(なぜなら)人口爆発が起きているのは、農業の働き手が必要な発展途上国が主だから。

また、紛争(やテロ)の原因の中にも、経済格差というものが、かなり大きい割合としてあるのだから、それもなくすことができる。

つまり、太陽電池の世界的普及をにらんだ議論さえできたら、これまでの環境問題と違う議論ができるのです。



電気自動車

全世界の二酸化炭素排出量の20%は車の排ガス

米国では30%が車から排出されている。

これが電気自動車になれば”ゼロ”になる

そして、清水氏中心に開発した電気自動車”エリーカ”は、100円の電気料金で100キロ走れるので、東京から名古屋までの300キロは300円で走行できる。

(エリーカの詳細はここでは省きますが、現在の自動車とは構造そのものが異なります。これが普及することは、世界的な産業構造の変化を伴うことであり、世界一のトヨタですらそこから逃れられないことになります。プリウスは所詮、T型フォードの延長上の構造でしかないのですから・・・・)


古い技術が新しい技術に変化するとき、それはわずか、7年しかかからない

クルマ: マニュアルミッションからオートマティックトランスミッション主流の時代までかかった時間が7年

レコードからCDへは、90年から7年間

携帯電話は、95年からの約6年間

デジタルカメラは、2000年からの約5年間

(それにしても記憶とはいいかげんなもの。
レコード時代もしっかり?生きてきた私ですし、いまだストックは田舎にあるのですが、記憶の彼方。

DVDだって普及する前、PS2を、最安のDVDプレーヤーとして買ったんですからね
PS3は・・・Blu-rayが見れる最安のプレーヤー・・・だけど買って後悔してます。中学生には、余りの魅力的なおもちゃ・・)


元へ

ただし、あくまでそれらは、”古い技術に変化を加えた新しい技術”の時

これまで社会になかったコンセプトのものを出したときには、普及、形式の変化に、20年ほどかかる。(自動車やエアコン)

なぜなら、商品の普及は、製造するほうではなくて、使用するほうが決定しているから。

一方、新しい技術に入れ替われば、マーケットは拡大する。
なぜなら、新しい技術というのは、便利で効率の良いものだから。

カメラ:年間4千万台だったピークの生産台数は、デジタルカメラになったことで、2006年の生産台数は8000万台になった。

レコード:年間2億枚だったピークが、CDになり5億枚になった


そして太陽電池や電気自動車の普及は・・・・その新しい技術を使ったら、温暖化になくなるどころか、さらに、エネルギーが行き渡って、人類は裕福になる。

高い経済成長のせいで、あるいは進みすぎた科学技術のために、また、適度に裕福な生活のせいで、温暖化がおきるわけではないことになるのです。

=====

バブルは、時に技術革新を後押しする。

太陽電池バブル・・・これは日本の明るい未来のために作る価値あり?

少なくとも、明るい気持ちになる本です。

理論的にわからない部分もありますが、それをさしおいても
読む価値あります。

日本人は、マスとしては、一方通行に走りやすい特性があります。

この太陽電池に関しては、それは良い方向に活用できます



日本の、世界の、地球の明るい未来が待っている・・・

それは、我々日本人が、リードできる・・・・

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コメント
ありがとうございます
> エリーカの存在はかなり前に知りました。;<=墓場のダンサーさま  ありがとうございます

さすがアンテナ高いですね。このエリーカは、もーがタイヤ部分に付いており、シャフトなど効率を落とす部分すら省いているとのこと。部品メーカーを含めたバリューチェーンが変わる可能性を秘めた、既存産業にとってはまさに脅威となる可能性を秘めていますね。

またダンサーさま指摘のように、巨大な石油メジャーたちが、黙っていない怖さはありますね。一気に世論が大きなうねりを作っていければ・・・・
2009/08/02(Sun) 11:29 | URL | Charlie 2011 | 【編集
エリーカの存在はかなり前に知りました。

こういう技術が日本にあることはもっと世の中に知られていいことです。またこういう技術を使っていかに新しい産業を生み出すかは、日本の岐路に関わる問題です。

清水氏が内心問題視しているのは、石油利権の絡む既得権益者との戦いかもしれません。
2009/08/02(Sun) 10:21 | URL | 墓場のダンサー | 【編集
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