スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
プロデューサー不足国  日本
荏原エンジニアリングサービスは、2009年2月、千葉県発注の下水道処理場の運営委託入札で、水メジャーの仏ベオリアに競り負けた。

親会社の荏原製作所が運営に長年関わってきただけでなく、応札金額もベオリアより安かった。

ベオリアの提案は、例えば、電圧の日々のデータ管理をノートへの手書きでなくPDAで行い、精度向上と人員削減を両立するというもの。

「特殊な技術は何もない。しかし、発注者の要求を把握し、必要な機能を提案する力はすごい」

世界64カ国でベオリアが展開する水道事業の管理・運営は、2025年に111兆円とされる水ビジネス市場のうち、100兆円を占める分野だ。

・・・案件毎に必要な機能を的確に提供する、”指揮者”としての経験と能力が必要不可欠である。

日本の技術がいくら優れていても、”指揮者”不在では巨大市場を取り逃し続ける

(読売新聞 2009/8/14 ”水をとりこめ 中”)
================

iPod/iPhone の販売が伸びて誰が儲かるか

それは、部品を製造している企業ではない。
世界屈指・唯一ともいえる技術を持ってしても、その企業に価格決定権はない。

世界中に、日本企業がいなければ、作れないモノはあふれている

でもなぁ・・・所詮 使われの身。
(サラリーマンの私が言えることでもないか・・苦笑)

強いのは、儲けの設計図を書く者



日本政府は、2002年、日本を”知財立国”とすべく”知的財産戦略大綱”を立案。”知的財産基本法”を成立させた。またコンテンツ・ビジネスの基本法ともいうべき”コンテンツビジネス振興法”も2004年に成立。 (”コンテンツビジネスのすべてがわかる本
最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本最新コンテンツビジネスのすべてがわかる本
(2008/10/01)
コンテンツビジネス調査研究会

商品詳細を見る
”より)



しかし、”コンテンツ”の企画立案から、資金調達、進捗管理、権利管理まで、すなわち、そのライフサイクルにわたって一貫して中心的な役割を果たす”コンテンツプロデューサー”が、日本では量的にも質的にも不足している。(”コンテンツビジネスマネジメント”監査法人トーマツ編 より)
コンテンツビジネスマネジメントVer.2.0コンテンツビジネスマネジメントVer.2.0
(2007/04/20)
トーマツ

商品詳細を見る



Cool Japan ! という言葉も虚しく、海外で実際お金を払ってもらえているのは、ゲーム関連のみ

映画は、黒澤明・小津安二郎・北野武・宮崎駿など海外映画賞を獲得し評価されているように感じている作品群でも惨敗状況
(日本史上最高の観客動員と350億円の興行収入を稼いぎアカデミー賞を獲得した”千と千尋の神隠し(Spirited Away)”ですら、しかもあのピクサーが全面サポート、声優も厳選して後悔したにも関わらず たった10億円。 )
千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]
(2002/07/19)
柊瑠美入野自由

商品詳細を見る



売り方が悪いのか、ネットワーク不足なのか・・・


唯一の日本人がプロデュースとして関わり全米No1.になった作品は”JUON The Grudge
呪怨 劇場版 デラックス版 [DVD]呪怨 劇場版 デラックス版 [DVD]
(2005/01/26)
奥菜恵伊東美咲

商品詳細を見る




サムライミをプロデューサーに迎えられた幸運もあるとはいえ、実質的に一瀬隆重インデペンデント・プロデューサーがしきり、清水崇監督にまかされた映画。 1億ドルを稼ぎ出した。

さて・・・ここに日本のコンテンツ産業の明るい未来を見出すことが出来るのか

次回 ”ハリウッドで勝つ”に乞うご期待 


PS それにしても・・・  「例えば、電圧の日々のデータ管理をノートへの手書きでなくPDAで行い、精度向上と人員削減を両立するというもの。」 <= これじゃあ勝てないでしょう (笑えないほど情けない・・と感じたのは私だけでしょうか)
スポンサーサイト
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。