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「課題先進国」日本 ②
官僚は、課題解決に積極的に取り組み、あるいはまた、国民のゼロから始めるメンタリティを勇気づけるような社会システムを作らないといけない。そのための新しい制度や法律を作っていかないといけない。(そのような意識を持って取り組んでいる官僚はきわめて少数でしかないが・・・)


人類社会における21世紀の困難(20世紀以前との違い)

㈵ 人類の活動が地球の容量に比べて巨大化したことから
   発生する問題
  # 環境・エネルギー資源問題に代表される物質的側面  
  # 国家・民族間の軋轢

㈼ 知が爆発的に増大した結果、全体像を把握することが
   困難になっているという問題
    (例えば 2000年問題:たかだか下二桁が”00”に
     なるということの影響を、地球全体で見渡せる人
     は、世界中に一人もいなかった事実)


㈼に関して

Google・Yahoo!は、構造を記憶させれば記憶するが、自ら目的に向けて知を統合するものではない。

優れたビジョンの構築に確実に成功する方法を、私は知らない。しかし、成功しやすい方法に関して語ることは出来る。

1.可能な限り問題を具体化すること

2. 問題が1億枚の全体像を含むことを、納得して議論を
   進めること

3. シャーロック・ホームズのような思考方法を試みること。
   ひらめきである。一億枚のジグソーパズルのピースから、
   帰納的にビジョンを作ることはできない。少数の鍵を
   見極め、ひらめきによって、ビジョンを作るのだ。
   ホームズのような才能に恵まれない私たちにもそれを
   可能にしてくれるのが、人と人との議論だ。


そのほか、医療制度・教育制度について具体的提言がなされています。

教育の問題は、(世界に比して日本人の能力が低下している現状に対して) 仕組みの問題であり、例えば資金の問題であると具体例を挙げています。

基金の額  ハーバード大学 3兆円 
        (2006年の運用益 4000億円 
         過去10年の運用利回り平均は年15%)
        イェール大学   2兆円 
         過去10年の運用利回り平均は年20%

        慶應大学    300億円
   
        東京大学 年間予算  2000億円
             国からの運営費交付金 900億円


米国の大学が豊富な資金によって、学費免除と奨学金を与えて優秀な学生を国内外からリクルートしていることは、知る人ぞ知る事実だ。

国際競争力のある大学の数と、資金の投入額とはきわめてよい直線関係があることがわかる。
 アメリカが日本の9倍、世界の45%を占めているのは、日本の10倍近い資金投入に支えられていることがわかる。
 ドイツ・フランスは、日本の半分ほどのGDPにも関わらず、日本と同額以上を投入しているが、苦戦している。

 英国は健闘しているが、その英国でも今年(2007年)、大学が寄付を2ポンド集めれば政府が1ポンドつけるというニュースが飛び込んできた。米国大学に財政で引き離されつつあることへの危機感の表れだ。


知恵は異物のぶつかり合いから生まれることが多い
最もそうした磁場がある国が米国

正負の法則から、異物を取り込むリスク・コストは少なくないし、短時間でマジョリティに受け入れられはしない。

だから・・・・始めなければいけない
 

ウィンストン・チャーチル曰く
”最も効率の良い投資は、赤ちゃんにミルクをあげることだ”

ウォーレン・バフェット曰く
”ビジネスは人なり  投資は価値なり
ビジネスは人なり 投資は価値なり―ウォーレン・バフェットビジネスは人なり 投資は価値なり―ウォーレン・バフェット
(1998/05)
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コメント
ありがとうございます
クランベリーさん

貴重な情報をありがとうございます
5万ドルの授業料を払っても最終的にペイする・・・・・・・いや、ペイさせるためにも大学で吸収できるものは、貪欲に吸収する=勉強するモティベーションにつながるのでしょうか?

自分のことは、棚に上げますが、日本の大学生は、一般的に勉強しません。これでは、世界に負けてしまう・・・・・・・(涙)
2010/01/16(Sat) 20:35 | URL | Charlie 2011 | 【編集
90年代初めの話ですが23歳のアッパーミドル家庭の女性が大学院への願書に自分がどれだけ優秀であるかをアピールし、奨学金どころか研究員扱いで給料を要求していたのを見て友人に「裕福な家庭なのに学費免除どころか給料って何でだろ」と言ったら「大学側がそこまでしてでも獲得したい程優秀だからじゃない」って、有名私立は特に優秀であれば家庭の収入に関係なく奨学金出すようです。
こちらでは奨学金=優秀ですが日本だと貧困なイメージでしょうか、私立は日本と比較するととても高く(文系で年間5~6万ドル)、1割でも奨学金がでれば親孝行。

大学にも不況の影響があるのか、亭主の出身校(3カ所)から寄付要求の手紙は年に2回ほどだったのに昨年から1週間に1度は夜討ち朝駆けで電話が掛かってきます。
2010/01/12(Tue) 16:13 | URL | クランベリー | 【編集
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