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”ラティーノ・ラティーノ  南米取材放浪記”
まずい!

 ”Long Way Round”"Long Way Down"を見た時のように、
バイクにテントとシュラフを載せて日本中放浪していた大学時代に引き戻す魅力溢れるエッセイ集。

”旅”の楽しさは”場所”でなく出会った”人”との時空間体験

ブラジルは、生の人間の魅力に満ち溢れている

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この国(ブラジル)の人間の約9割は、どうしようもないほどのお人好し。そして、その善人さ加減を隠そうともしない。・・おせっかいと思えるほどに人の世話をよく焼くし、またその相手を疑うことも知らない。
ただし、残る1割が、いわゆる骨の髄からの悪党だ。強盗、殺人、誘拐、なんでもござれ。

ブラジルの新聞広告に【販売員募集、男女とも40歳くらいまで、ビッコでも可】と書いてあった。
差別は、その言葉自体ではなく、言葉の裏にある意識から生まれる。差別する意識が希薄だからこそ、こんな野放図な言葉があっけらかんとまかり通るのだろう。
事実、こういう言葉に敏感な国に限って、妙に人々の心の中に差別意識が根付いているのを感じることがある。そしてそれを、上っ面の言葉だけで取り繕おうとする。そんな欺瞞を感じる国より、この国の野放図さのほうがはるかにマトモだという気になる。

(その要因のひとつとして・・・)
他人同士の諍いの主な原因は、そのお互いの時間的・精神的余裕のなさからくるものだと思うが、そういう部分、この灼熱の土地の住人は余裕タップリだ。腕時計をはめていない人間も大勢いる。時間の縛りというものをおよそ気にしないし、時間にシビアな仕事についている者もほとんどいない。一種ヒマ人といっていい。ヒマ人同士では、すれ違いざまの諍いなど起こりようがない。

ブラジルの女性から質問を受けた
「あんたは今、自分の住んでいる町を愛しているか?」

いや、と首を振った。気に入ってはいるけれど、とても愛しているとはいかないよ。

「あたしはこの世界を愛してるよ。ぜんぶ、大好きだよ」


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投資対象としての価値を人とするなら、創造性を価値に変えることできる能力という側面で人を評価するなら、ブラジルは全くその対象からはずれること間違いなし。ヒマ人・・・なんですものね(笑)

ただ・・・人生の価値を、生きている間、どのくらいの時間・度合いで幸せを感じることができたか、という尺度で計るなら・・・ブラジルという地・人はとても価値高いと言える気がしました。

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垣根 涼介

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コメント
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コメントありがとうございます。記事見させて頂きました。
また遊びに行きますね

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2010/08/15(Sun) 07:36 | URL | Charlie 2011 | 【編集
こんにちは。同じ本の感想記事を
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2010/08/09(Mon) 01:55 | URL | 藍色 | 【編集
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某年某月、作家は小説執筆のため、ブラジルとコロンビアの二十数都市を訪れた。 かっぱらい、強盗は当たり前。誘拐、暴動、テロで渡航延期勧...
2010/08/09(Mon) 01:50:17 |  粋な提案
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