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【宮崎駿の黒澤明『生きる』評】


「生きる」は、黒澤明監督作品の中でも屈指の名作である。
40年前の映画でありながら、今日でも力を失わないどころか、
現代のほうが更に観るもの粛然とさせる力を持っている。

この40年の世界的激動、思想上の変化と産業構造の膨張等を考えると、映画「生きる」の並大抵でない力が判ろう。多くの場合、時代の波にさらされて、現代劇の方が時代劇より早く色褪せがちなのである。「生きる」は、誠に『映画』である。

「フィルムのどこか途中から観始めても、力のある映画は、瞬間に何かが伝わってくる。数ショットの連続だけで、作り手の思想、才能、覚悟、品格、あ、すべて伝わってくるのである。要するに、どこを切っても、たちまち当たりかはずれか判ってしまう。まるで金太郎アメだ。B級C級は、どこを切ってもB級C級の顔しか出てこない。」

(宮崎駿「生きる」DVD解説「ワンショットの力」より)

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