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【英語】
海外生活は10年超でしたが、そのうち6年は中東とタイ。第2外国語としての英語を使う地域でした。

そこでは、英語コミュニケーションに対してコンプレックスを感じることは少なかったと共に、母国語として英語を使う、あるいは米英で高等教育を受けたビジネスマン/ウーマンとの本質的な意味を伴う英語を学ぶ機会とはなりませんでした。

イギリスでの4年は、それを実地訓練として学ぶ絶好の機会だったのですが、当時は英国の日本の会社に勤める英国人は、あくまで日本の会社に雇われ人との立場。そのため、日本人との会話では、日本人を理解しようという柔軟さで対応してくれていました。

そして何より、理解してくれていると考えている自分の甘え。コミュニケーションの93%が言葉そのものより、表情やボディーランゲージであるとの確信が、中途半端な英語に甘んじさせていた・・・

時は変わり、東京にいても会社では、英語ベースのコミュニケーションが最重要になった今日この頃。上司のマジョリティが英語ベースとなり、日本人だから・・といった甘えが許されなくなりました。特に英語ベースのコミュニケーションの中心は”メール”。

英語は日本語に比べ、曖昧な表現がなく、明確な意思表示をすべき。まず結論を話す。

それは第一段階。

英語だって「あんたたち」より「みなさま方」、「できない」より「・・するのは難しい」との表現が好まれる。少なくとも、言いたいことはわかってもらえても、”無礼な言い方の受け入れられない”という、極々あたりまえの感情は容易に起こり得る。

ほんの些細と思うのは、無知の愚かさ。

「日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30項」は、わずか30のポイントですが、曖昧にしてきたちょっとしたニュアンスを、とても分かり易く伝えてくれます。



いくつか私自身が”ヘェー”と感じたポイントを挙げると・・

ポイント7;会話では相手が理解したかを確認できているかは、とても重要なポイント。それを分かってもらうための”オウム返し”は必要であるが、全く同じ言葉での”オウム返し”は相手をバカにしているという印象を与えかねない。そこで ”very ” の登場。
It's an important point => it's a very important point.
この応答技術の優れた点は、相手の思考を反映しながら、それを強調して自分の意見を言っていること。人間というものは、自分の述べた考えが相手によって補強されるのが大好きでたまらないのだ。


ポイント8;「忙しい」「時間がない」という断り文句は”時代遅れ”

現在のグローバル化した世界において、四六時中多忙なのはあたりまえになっている。
「忙しい」「時間がない」という表現は、過去ののんびりしていた時代の言葉となった。


ポイント11;No と言わない

それは、日本人にありがちな、最後まで聴いてもyes かno かわからない・・ということでは勿論なく、きっぱりとNo という言葉で否定しない方が、交渉事がうまくいったり、相手に洗練された印象を与えたり、尊敬されたり、できる人だと一目おかれたりと、プラスになる場合が多い。


ポイント12; 第一印象が最重要である・・・・という常識は過去のものになりつつある。 

「最後の印象というのは継続性のある非常にパワフルなもの・・・最後の印象がポジティブかネガティブかの評価を決定し、その二極化した評価のどちらかが一般的な評価として根付き広まる」 だから「最後の印象は、第一印象よりも磨きをかけるべきである」


ポイント19;信頼できる教養人という印象を与えるのは、”ゆっくりとした”話し方である。 

「ネイティブスピーカーの話す英語はスピードが速い、と広く信じられており、速いスピードで英語を話そうとする日本人が実に多い。特にエネルギーにあふれ頭の回転が速い方ほど、その傾向が強いが、甚だしい誤解です」


ポイント21;ビジネスメールの書き出しでは時候の挨拶は、子供っぽい印象を与える。ビジネスメールの書き出しの目的は2つのみ。メールの本題を伝えること、2つめは人間関係を形成すること。


ポイント27;tとdの発音で教育レベルがわかる

単語の末尾のt とd を明瞭に発音することは、スピーチに歯切れを与え、聞きやすく、またプロフェッショナルに響くことになる。

get / want / put / write / start

need / find / hold / read / stand

ポイント29; イメージを視覚化させる単語を使うと、英語小丹生にケーションは一段と効果的になる

たとえば
make より build
action より step
hurry より race

We got a lot of complaints. より We got a flood of complaints.
(注: 今 日本では使わない方が良い)



エピローグとして次のようなエピソードが紹介されています

20年前のスティーブ・ジョブズのプレゼンは・・

「ほとんど微笑むことなく、淡々とした暗い話しぶりと単調なジェスチャーは、まるで別人」

不意打ちの質問に応えるオバマ大統領・・・

「口ごもったり「アー」を連発してしまったり、極端に精彩に欠ける(こともある)」

========
「日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30項」

2時間もかからず読める本ですが、何度も読み返したい内容。
そして、漠然と曖昧に感じていた英米ビジネスコミュニティにおける英語コミュニケーションが、まさに常識の元で行われており、日本語でのコミュニケーションとも常識の”違い”より”共通点”が多いことを納得させられます。

ツイッターやフェイスブック、メールでのコミュニケーション比率が高まる中、誤解も拡散しやすく、そしてその拡散速度は光速に近い。だから、現代社会は、誤解を招くコストの高い時代・・ともいえます。

そんな時代にぴったりのコミュニケーションの知恵袋。

お勧めです。

日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講
(2011/03/29)
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コメント
Re: タイトルなし
Kanako-san

コメントありがとうございます。

権利と義務の境界線は、日本人は曖昧にしがちですよね。
拠点経験がある私にとっては、それでもその割り切り方に共感する部分もあるのですが・・

いかんせん 東京のメインプレーヤーたちは、フラストレーションの向け場がない状態。

このストレスがうまくポジティブエネルギーとしてはき出されたらいいのですが・・・

組織体制に向かうと・・・不幸だよなぁ

2011/04/23(Sat) 23:19 | URL | Charlie 2011 | 【編集
>当時は英国の日本の会社に勤める英国人は、あくまで日本の会社に雇われ人との立場。そのため、日本人との会話では、日本人を理解しようという柔軟さで対応してくれていました。


これはもう、3年前頃から徐々に、しかしはっきりと変わってきた気がします。
『同等でなければおかしい』という彼らの基本姿勢は人道的にはそうなんですが、まっすぐすぎ、少しアグレッシヴに感じる時もあり始めはビビリました。日本の会社なんだけれどなぁ。。。。と言いたい時もある私です(^^)。。

本のお勧めありがとうございます。早速注文しました。英語はいつも苦手ですが、がんばろうっと。
2011/04/17(Sun) 15:39 | URL | Kanako | 【編集
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